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ムジカの夏の大イベント「八ヶ岳・夏の合唱講座」が、今年も8月の3日間、長野県原村・八ヶ岳自然文化園で開催されました。毎年参加している方がお友達やお知合いを誘ってくださるなど、46名の初参加者、例年より多い男性30名を含めて、150人もの方々にご参加いただくことができました。
原村ペンションビレッジの家庭的なペンションに宿泊しながら、参加者・スタッフ全員で歌を創っていく夏の合唱講座は今年で原村開催12回目を迎えました。原村との交流も年々深まり、講座初日には地元紙、信濃毎日新聞の取材を受け、翌日の朝刊に「高原に響く150人の歌声」と大きな写真入りで紹介されました。
爽やかな空気の原村に到着し、先ず開講式を行い、さっそく合唱の練習に入りました。
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』は八ヶ岳の高原のイメージにぴったりです。また今年のゲスト・エーデルワイスカペレにちなんで、今回は「ひとりぼっちの羊飼い」を選びました。ウェーバーのオペラ『魔弾の射手』に出てくる「角笛の」はおおらかに気持ち良くうたえる歌です。「はえあるキャムブリア」と「明日はワルシャワ」では祖国への熱い思いを、「ポラーノの広場のうた」(林光)と「われらの街はささやきにみち」(丸山亜季)は今の社会を考えさせる歌です。「毎年、歌った!と実感してもらえるまで仕上げられるか緊張する」と語る内田先生の熱心な指導のもと、いよいよ三日間の合唱講座が始まりました。
2日目午後には参加者が自由に過ごす3時間程のフリータイムがあります。緑豊かな原村周辺を散策したり、美術館を訪れたりと、皆さん思い思いに過ごしています。4年前には、より充実したフリータイムをと、日頃からムジカの活動をサポートしてくださる「カマラードムジカ」のメンバーの呼びかけで、参加者から有志をつのり「夏講プロジェクト」を結成、フリータイムの楽しい企画を考え、実行してくださるようになりました。今年は、原村役場の方をお迎えして「原村のお話」をうかがい、参加者の方が持参した三線といっしょに沖縄の歌をうたうなど、それぞれ有意義なフリータイムを過ごしました。
二日目夜のゲストコンサート『風と星の音楽会』。今年は日本屈指のアルプス民俗音楽ユニット、エーデルワイスカペレを迎え、演奏者と聴衆がひとつになって一緒に音楽を楽しむコンサートとなりました。
アルプス地方の音楽を演奏する「エーデルワスカペレ」。アルプホルン、スタイリッシュ・ハーモニカなどの民俗楽器やカウベル、木のスプーンなどユニークな楽器を交えた演奏は勿論のこと、そのサービス精神旺盛なステージをたっぷり楽しんだ後は、レストラン・リーベでの交流会。ここでもエーデルワイスカペレの皆さんに、南ドイツの乾杯の歌を教えていただき、おおいに盛り上がりました。
メンバーはリーダーの鈴木啓之さん(トランペット他、大変魅力的なバスの声の持ち主)、山崎忠男さん(トロンボーン他)、石川勝巳さん(チューバ他)、紅一点の江良ゆかりさん(アコーディオン他)。芸達者な4人のメンバーはひとりで3つも4つももの楽器を受け持ち、アルプホルンやクーグロッケン(カウベル)など珍しい民俗楽器を駆使して大活躍。ドイツやライン地方の民謡メドレーをはじめ、「笑いトロンボーン」、「ぶどうつみのポルカ」、「友よ、今夜はパーティーだ」など曲目を聞いただけでも陽気で楽しいものばかり。スプーンまでもが楽器になって拍手大喝采。確かな力量に裏打ちされた底抜けに陽気で楽しめる演奏会でした。
コンサート後の参加者交流会にも来ていただき、気さくな人柄で、アルプス地方の「乾杯の歌」を教えてもらったり、一緒にトウモロコシのお楽しみ抽選会をしたりとおおいに盛り上がりました。
そして最終日はフィナーレコンサート。原村の村長さんやお世話になったペンションのオーナー、原村に滞在している音楽好きな方々などを向え、3日間の成果を聴いていただきました。エーデルワイスカペレの金管楽器を中心とした協演(トランペット、トロンボーン、チューバ、シンセサイザー)が150人の合唱を支え、より厚みのある響きの中で、「はえある世界をともにつくらん」と歌いあげました。
〔フィナーレコンサート曲目〕
「はえあれキャムブリア」(ウェールズ民謡)
「ポラーノの広場のうた」(林 光 曲)
「われらの街はささやきにみち」(丸山亜季 曲)
「明日はワルシャワ」(W.ビエントフスキー 曲)
「ひとりぼっちの羊飼い」(R.ロジャース 曲)
「角笛の」(ウェーバー 曲)
お一人お一人のご協力により、今年も充実した夏の合唱講座にすることができました。参加者の皆さま、ありがとうございました。
2006年はムジカ創立30年。夏の合唱講座も第30回目となります。日程は8月18(金)〜20日(日)です。どうぞご期待ください!
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【参加された方の声】
◆毎回とても期待し、その期待が裏切られることなく、「参加してよかった!」と今年も思います。何回来ても新鮮さが失せることがありません。短い時間にたくさんの歌を覚え、合唱するには大変だと思いましたが、内田先生のご指導が素晴らしいので、たくさんの方々とのダイナミックな合唱を味わうことができ感動しました。難しい曲が多かったですが、挑戦しがいのある名曲ばかりでした。それぞれの歌の持つ背景を説明していただき、より深く味わうことができました。(5回参加)
◆楽しい3日間であっという間に終りました。全体になごやかな雰囲気の中で勉強できました。身体を動かしながらの発声練習は自分のイメージをふくらませることが出来、楽に声が出たように思います。合唱練習の中でリズムや音程を確かにとることはもちろん大切ですが、言葉の持つ意味、曲のイメージを感じとり、歌に生命をふきこむ事の大切さを教えていただきました。なかなか一度には習得出来ませんが、楽譜に書き込んだメモを見ながら自分のものとして身につけたいと思います。(初参加)
◆こんなに沢山の人達が気持ちを一つにして、歌に集中するという姿に圧倒されました。合唱は初心者の私でしたが大きな声を出し、気分も良くなりました。(初参加)
◆昨年に引き続き2回目の参加ですが、先ず八ヶ岳という場所が良いですね。美しい山並みに囲まれ、ゆったりとした気持になれます。今年はどんな歌を歌うのだろうとワクワクしてきましたし、また、どんな方達とお会いできるだろうと昨年以上に楽しみでした。参加した方達は皆とても気持ち良い人達で、ひとつの歌をみんなで作りあげていこうという想いにあふれていたように思います。内田先生が一曲一曲の歌の背景を丁寧に解説して下さることは、歌に対する想いも一層深くなり、上手に歌えなくても、その歌の心、歌に託された心を自分なりの気持を込めて歌うことができます。いつもいつも思うことですが、内田先生はとっても優しいですが、決して妥協しない厳しさもあります。今回もそれをとても感じました。(参加2回目)
◆夏の合唱講座は私にとって、都心から離れ、家族からも離れ、自分のための夏休みとなっています。ペンションも楽しく、参加された方々と交流でき、歌も気持ちよく歌いきりました。原村の森林、木立、みどり、風、空気など心を解放してくれる自然がやっぱり最高です。素直になれていいですね。
(17回参加)
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